Excel

Excelで数値を変更したのに計算結果が変わらない!!!

こんにちは。いつも、のんびり、のびのび見習です。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

「ひぇぇぇぇ~、Excelが壊れた。Excelがきちんと計算してくれな~い」という事例に遭遇したので、ビボー録(Excel2016)。

★Excelがきちんと計算しない!?


いつもは、数値を変更すると、関数で計算していたところは、即時に再計算されます。
でも、今日は、なぜだか、数値を変更しても、再計算がされない。なぜ?

★「計算方法の設定」に解があり!!!

調べてみたら、分かりました!

「計算方法の設定」です。初期値としては、「自動」になっていて、数値を変更すると、即座に再計算が実行されるのですが、「計算方法の設定」で「手動」になっていると、再計算をしてくれません……。

たとえば、知らないうちに、キーボードで[Alt]→[M]→[X]→[M]とかやってしまうと、「手動」に設定されてしまうので、気づかぬうちに……、ということがありそうです。

★詳しくは、動画で

状況や手順、直し方を動画にしたので、ご覧くださいませ♥

いかがでしょーか。

まとめると

  • [数式]→[計算方法の設定]→[自動]で、即時計算が実行される
  • [数式]→[計算方法の設定]→[手動]で、即時計算がされなくなる
  • [手動]のときは[数式]→[再計算実行]で再計算が行われる

ということになります。

そうそう、Excelのファイル(ブック)を開きなおすと、「手動」であっても再計算が実行されるので、「ファイルを開きなおしたら直った」というときは、[計算方法の設定]をチェックするのが吉かなー、と思った見習いです。

とにかく、Excelがまたちゃんと計算してくれるようになったので、ホッ。
みなさま、よい一日を♥

ExcelでGoogleアナリティクスでエクスポートしたデータでヒストグラムを作る

おほほほほ。Excelでヒストグラムが作れてうれしい見習です。
勢いのって、Googleアナリティクスのデータでできるかな???と試してみました(Excel2016使用)。

こんなの作ってみました。
Googleアナリティクスのデータでヒストグラムを作るとこんな風です。

Googleアナリティクスでデータをエクスポートする

まず、どんなデータでヒストグラムを作りたいのか・・・。
たとえば、こんなのがありそうです。
先月の日別セッション数は、どんな感じになっているのか。それに、新規ユーザーとリピーターで比較して見たい。
まずは、Googleアナリティクスにログインし、エクスポートするデータを整えます。

  • 期間を設定
  • 比較したい指標を設定
  • 比較したいセグメントを設定
  • 区切りたい期間を設定

今回は

  • 期間を設定(2018/6/1-2018/6/30)
  • 比較したい指標を設定(セッション)
  • 比較したいセグメントを設定(新規ユーザー、リピーター)
  • 区切りたい期間を設定(日)

を設定します。そしたら、

[エクスポート] → [Excel(XLSX)]と進み、エクスポートされたExcelを「名前をつけて保存」し、開きます。

Excelで作業する

複数のシートから構成されているので、「データセット2」シートを開きます。

最初に、合計行(A62:D63)を削除しておきます。

 

★ピボットテーブルを作る

データを選択した状態で、[挿入]タブ→[ピボットテーブル]へと進みます。


[データ範囲]を確認し[OK]します。


ピボットテーブルの設定は、以下のとおりにします。

  • 列「セグメント」
  • 行「日の指標」
  • 値「セッション」(合計)

★ヒストグラムの作成

データ区間を検討する

※上記で作成した「ピボットテーブル」のシートで作業します。

Min関数とMax関数を使い、最小値と最大値を確認します(関数中に、B列C列の合計行が入らないように注意)。

[ホーム]→[フィル]→[連続データの作成]で
範囲「列」、種類「加算」、増分値「20」(ヒストグラムでの1メモリの幅)、停止値「220」(Max関数の209から)を入力し、OKします。

 

ヒストグラム作成

ピボットテーブルをクリックした状態で[データ]→[データ分析]→[ヒストグラム]→[OK]とし、ヒストグラムのダイアログボックスを出します。

[ヒストグラム]のダイアログボックスでは、
[入力元]として、[入力範囲]に「リピーター」のデータ[$B$5:$B$34]、
データ区間として[$B$5:$B$34]、
[新規ワークシート][グラフ作成]にチェックをいれて、[OK]します。

※リピーターのヒストグラムが出力されるので、B1のセルを「リピーター」と入力しておきます。

ピボットテーブルが出力されたシートに戻り

ピボットテーブルをクリックした状態で[データ]→[データ分析]→[ヒストグラム]→[OK]とし、ヒストグラムのダイアログボックスを出します。

[ヒストグラム]のダイアログボックスで、
[入力元]として、
[入力範囲]に「新規ユーザー」のデータ[$B$5:$B$34]、
データ区間として[$B$5:$B$34]、
出力先に、さきほど「リピーター」のヒストグラムが出力されたシートのC1セルを入力し、

[グラフ作成]にチェックをいれて、[OK]します。

※新規のヒストグラムが出力されるので、D1のセルを「新規」と入力しておく。

「リピーター」と「新規」の2つのヒストグラムが出来上がるので、「リピーター」のヒストグラムをクリックしアクティブにします。

[デザイン]タブの[データの選択]→[データソースの選択]で[編集]をクリックします。


[系列名]に見出し行の[B1]、
[系列値]にデータの範囲[B2:B13]を入力(「次の級」のセルを範囲から外す)して、[OK]をクリックします。

次に、[追加]をクリックし、「新規」のデータを足します。

 

[系列名]に見出し行の[D1]、
[系列値]にデータの範囲[D2:D13]を入力(「次の級」のセルを範囲から外す)して、[OK]をクリックします。

「リピーター」と「新規」がひとつのヒストグラムになりました。

ヒストグラムの見た目を整えます

ヒストグラムを選択し[書式]タブ[系列”リピーター”]→[選択範囲の書式設定]で[データ系列の書式設定]から[系列の重なり]を100%[要素の間隔]を0%にします。
また、[塗りつぶし]を[塗りつぶ(単色)]にし、任意の色を設定、[透明度]を60%程度にします。

続けて、ヒストグラムを選択し[書式]タブ[系列”リピーター”]→[選択範囲の書式設定]で[データ系列の書式設定]から[系列の重なり]を100%[要素の間隔]を0%にします。
また、[塗りつぶし]を[塗りつぶ(単色)]にし、任意の色を設定、[透明度]を60%程度にします。

データ系列の設定

データの書式設定

※系列の重なりと要素の間隔の設定で、2つの系列が重なってしまいます。
透明度を下げることにより、2つの系列に同じデータ系列にデータがあったときも透けて見えます。

というわけで、できました!
たぶん、これでいいはず・・・。とどきどきする見習です。みなさま、ごきげんよー。

Excelでヒストグラムを作る

ご無沙汰でございます。いまだに見習いの見習です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

ところで最近、ウェブ解析に関わったりしているのですが、統計とか使うことになるので、Excelもがんばってみました。きっと、Excelできるッ。

いきなり、「時代はヒストグラムだ!」ということで、Excelでヒストグラムを作ることになりました(Excel2016使用)。

ヒストグラムってこんなの

ヒストグラムってこんなの

↑ヒストグラムって、こんなのです!
言われてみれば、見たことあるかも・・・。テストの点数とか、体重とか、身長とか、どのくらいの値の人がどんな感じにいるのかなー、って調べるときに使ったりするみたいです。(あと、アクセス解析では、日別の平均セッション数とか、モゴモゴモゴ……。)

この「ヒストグラム」、Excelで作ることができるんですって。あれまぁ、すごい。
ということで、やってみました。今回はExcel2016で作りましたが、それより前のバージョンでもいけまーす。

★Excelアドインの「分析ツール」を有効にする

ただ、このヒストグラム、Excelのアドオンの「分析ツール」を使うので、はじめて「分析ツール」を利用するときは、このアドインを有効にしておく必要があります。

Excel[ファイル]→[オプション]→[アドイン]→[分析ツール]を選んで、[OK]をクリックします。

これをすると、Excelの[データ]タブに[データ分析]が追加されます。

★ヒストグラムを作る

ではでは・・・。あとは動画でご説明です~。

0.A列にそれぞれのデータを入れておく

ここでは、A1:A100までデータが入っています。

1.B列に「データ区間」を入れる

データ区間とは、横軸の数字のことです。
とりあえず、最小値から最大値までを1刻みで刻んでいくヒストグラムを作ることにします。ここでは「0から始まって25までで1刻み」ことです。

  1. A列の最小値と最大値を求め、横軸の最小の値と最大の値になる数を決めます
  2. C列にMin関数とMax関数を使って、A列の最小値と最大値を求めます
  3. 上記で求めた最小値の値(0)をB1セルに入力します
  4. B1セルをアクティブにした状態で、[ホーム]→[連続データの作成]と進み、[連続データ]で「範囲」を「列」、「種類」を「加算」、「増分値」を「1」(1刻みにしたいから)、「停止値」を「25」(Max関数で出力されたのが25なので)として、「OK」をクリック

これで、B列に0から25まで、1ずつ増えていく連番が入力されました!

2.ヒストグラム作成画面で作業する

  1. A1セルをアクティブにした状態で、[データ]タブの[データ分析]をクリック。[ヒストグラム]へと進みます
  2. 「入力元」で[入力範囲]としてA1:A100、[データ区間]としてB1:B26を入力します
    それぞれ、[入力範囲]ではA1をクリックしてから、[データ区間]ではB1をクリックしてから、[Shift]+[Ctrl]+[↓]のキーを押下すると、最後の行まで選択できます。
  3. [新規ワークシート][グラフ作成]にチェックをつけて、[OK]します。

新しいシートにヒストグラムができました!!!

3.ヒストグラムの見た目を整える

あとは、見た目を整えていきます。

  1. 不要な「グラフ要素」を削除します
    凡例(はんれい:ここでは「頻度」)、「軸ラベル」(ここでは「頻度」と「データ区間」)を削除します

    • グラフ上でグラフ要素をクリックしてアクティブにした状態で[del]キーを押すだけで削除できます
  2. 系列「頻度」の棒の幅を隣の棒とくっつくようにします
    1. ヒストグラムを選択した状態で[書式]タブの[現在の選択範囲][系列”頻度”]を選び、[選択範囲の書式設定]をクリック
    2. [データ系列の書式設定][系列のオプション]から[要素の間隔]を[0%]にします
  3. 余分なデータ範囲を削除
    「次の級」というセル(A28:B28)が「グラフデータの範囲」に入っているので、範囲から除外します

    1. グラフをクリックし、アクティブにした状態にすると、データ範囲に青や紫などのカラーの囲み線が出ます。
    2. マウスカーソルが「黒い2方向の矢印」が出た状態で、この囲み線をドラッグすると、範囲を広げたり、狭めたりできます(「黒い4方向の矢印」ではないので注意。これだと範囲が移動してしまいます……)。

で、で、できた!(と思う・・・。)
やった~♥
でも、本当は、いい感じの「データ区間」をどんな感じに設定するか、とか、Excel以前の設定が大切なんですって・・・。

こりゃ、前途多難ですわ、がんばらなくっちゃ。